人の話を聞くとき、どうしてますか。
上司の指示を聞くとき、お客さんと話をするとき、もしかして手ぶらで話を聞いていませんよね。特に新入社員の頃は人の話を聞くことが多いものです。
その話1つ1つをどこまで真剣に受け止められるかで、あなたの印象もこれからの成長速度も大きく変わってきます。
人の話を聞くときは必ずメモを取りましょう。人はすぐ忘れます。
上司の説教を聞いたあと、お客さんからのクレーム対応をしたとしたら、説教の内容はもう忘れてしまっているはずです。
また、メモを取ることで頭の中をまとめることができます。何故なら、相手の言葉をすべてメモするわけではなく、大事なことを要約して書きますよね。既にこの時点で頭のなかである程度相手の話を整理していることになります。
さらに、メモを取っている姿は相手からするときちんと自分の話を聞いている印象が強まります。自分の話を大事に扱ってくれて、その内容をきちんと残してくれようとしているように見えます。
部下を持つ立場からすると、指示するときに手ぶらの人は本当に全部のことを覚えられるのか、真剣に聞く気があるのか疑わしくなります。
メモを取る上で大事なことがあります。それは後からパッと見てすぐに内容がわかることです。そのためにメモをするときは次のことに気を付けましょう。
@日時と話をした相手を記載しておく
月日だけでなく、時間も書きましょう。そうすることで、後から思い出しやすくなります。
A会話の内容を短いタイトルにして書いておく
全てを読まなくても何の内容に関することなのかわかるように短いタイトルを付けておきましょう
B後から追記できるようなスペースを空けておく
その時会話した件について、状況が変わったり、情報を補足しておく必要があることがあるので、そういった内容を後から記載できるようなスペースを空けておきましょう。
メモは自分のためにとるものです。取りながらさらに効率的なやり方になるよう改善していけばいいでしょう。
とったメモはきっとあなたの財産になるはずです。