新人で大事なのは「ホウレンソウ」とよく言われると思います。新人研修でも必ず教えられることでしょう。つまり報告・連絡・相談のことです。

 

これは新人じゃなくても社会で働く上での必須のビジネススキルなので全ての社会人にとって大事なことであると同時に意外と難しく、きちんとできている人のほうが少ないんじゃないかと思います。日々精進が必要なスキルです。

 

新人にとって一番大事なのは「悪いこと」の報告です。

 

今見えている問題や、後々問題になりそうなこと、今は平気そうだけどこんなところが心配ということを早く報告することです。よく「アラートをあげる」とも言うでしょうか。

 

新人のころはみんなうまくいっていること成功したことは報告してくるけど、怒られそうな「悪いこと」はなかなか報告してこないことがあります。

 

これが一番上司としては困ります。本当にうまくいっているんだろうか、何か隠していることはないか、と疑心暗鬼になり仕事を安心してまかせることができません。

 

むしろ小さなアラートを早目にあげてもらうほうがずっといいのです。

 

どうしようもなくなってから報告されても対処のしようがないです。また、まだ芽の段階で報告してもらっていればなんとか解決できたのにということがよくあります。

 

私もシステム構築をやっていた頃、失敗したことがあります。担当分の進捗が遅れていたものの、わずかな遅れだったので報告をしませんでした。

 

下手に報告して怒られるがいやだったというのもあったでしょう。

 

ただそのわずかな進捗の遅れが他の分野のテストに大きな影響を及ぼし、プロジェクト全体の遅延につながってしまいました。

 

きちんと報告していれば早目の対策が打てたのに上司にもお客さんにも迷惑をかけてしまいました。

 

だから新人の頃はアラートをあげることが仕事だと思ってください。

 

アラートがきちんとあげられるということは自分のやっている作業の本質がわかっているということ、そして自分の作業と他の作業との関係や影響を把握できているということです。

 

アラートを適切にあげられて初めて1人前ということを覚えておいてください。